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その2 道具を選ぶ

 週末Wood Workerの皆さん、こんにちは。長澤です。

 素材である木が決まりましたら、その次は自分のアイデアをカタチにするには道具が必要になってきますよね。

 文明の発達は道具の発達と切り離せないものだと私は思います。獲物を捕るために石を削って刃物を作り出したり、情報を得るためにインターネットが普及したりと歴史と共に様々な媒体で道具は発達していきます。


 そんな多種多様な道具の中で木工用の道具に焦点を当ててみます。

 木工用の道具は用途によって実に多種多様です。鉋ひとつをとってみても、平鉋・際鉋・溝鉋・面取り鉋・反台鉋・南京鉋・・etcと、仕事の種類によって数多く存在しています。ただ、現在機械で出来る加工が大半を占めているため、数多くの木工道具の存在が無くなってしまいました。たまに古道具屋に行くと見たことも無い木工道具が見つかったりします。そんなものを見つけたとき、昔は全て手作りだったんだな、と当時の職人の技術の高さが身に沁みます。面白いのでお時間がある時に皆さんもぜひ足を運んでみてください。


 道具を使用するときに気をつけてほしいのは、怪我をしないことももちろんそうなのですが、やはり手入れをしてあげることです。鉋でも、しっかり仕立ててあげると、複雑に入り組んだ木目を持った材もスパッと滑らかに仕上がります。そうすることで作品の質も上がりますし、道具への愛着も湧くものです。なので、木工というのは作業に入る前の準備に時間がかかります。皆さんにはその時間も含めてゆっくりDIYを楽しんでいただければと思います。


 それでは、そんな木工用道具の中から、実際DIYでよく使う道具を使用目的別に紹介します。

切る

下:両刃ノコ 上左:電動丸ノコ 上右:糸ノコ
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鋸類(手ノコ、電動丸ノコ、糸ノコ)
木材を切断する際に使用します。手ノコの場合、押す時より引く時に力を入れるのがポイントです。また両刃ノコでは、端の間隔が大きいほうは木理に沿って縦に、狭いほうは木理の方向と直角に切断します。電動の丸ノコは材が厚い時に使用すると便利です。ただ、負荷をかけすぎると材が絞まって止まることがあるのでご注意ください。糸鋸は曲線を切るときや材に自由な形の穴を開けるのに適しています。

削る、磨く

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主に材の面を削るのに使用します。表面を鉋で仕上げた場合サンドペーパーで仕上げたものよりシャープになります。

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トリマー、ルーター
材の面取りや、溝を彫る時に使います。様々なビット(刃)があり、その刃の形状によって使い方が変わってきます。DIYではかなり活躍する道具ですが、使い方によっては危険なので十分注意しましょう。

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サンダー、サンドペーパー
表面を磨くための道具です。サンダー本体にサンドペーパーを取り付けて使います。番手の数が小さいほど目が粗くなります。木材の場合一般的に#400で表面は仕上がります。鉋仕上げと比べると少しやわらかい印象になります。

彫る

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各種鑿、彫刻刀
ホゾ穴を作ったり、材の表面に鑿跡をつけたり、模様を彫ったりする時に使います。木工道具の中でもっとも早く考察されたものの一つであるといわれています。すでに石器時代に鑿の用途に使われたと創造されるようなものが発掘されています。その後、長い年月を経て今日見られる便利な各種の鑿ができたのです。

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玄翁
主に鑿や鉋、その他の道具をたたいたり釘を打ったりすることに使い、木工に無くてはならないものの一つです。

穴を開ける、締める、接着する

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電動ドリル、インパクトドライバー
穴あけ作業に使います。得にインパクトドライバーは力も強く多用します。木工用ドリルビットには先端が錐状になっていて、軸がぶれない構造になっています。

左:ダボ 中:ビスケット 右:木工用ボンド
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ダボ、ビスケット、木工用ボンド
ダボ、ビスケットは接着する材同士をつなぐ役割をするもので、接着の際の必需品です。木工用ボンドは接着の際に木の道管にしみこみ、ダボやビスケットを膨らませて接着強度を上げる重要な役割をします。あまり付けすぎると接着部分からはみ出てきて拭き取りの作業をしなければならなくなるので少し少ないかな?くらいの量がベターです。

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クランプ
接着する際、または鑿等で加工する際に材を固定する道具です。しっかり圧力をかけること、固定することが木工作業には不可欠で、それを怠ると作品の完成度が下がるのでとても重要になります。F型、C型、はたがねなどありますが、自分の作品のサイズにあったものをお選びください。

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ビス、釘
ビスのサイズとドライバーのビットのサイズが合ってないと俗に言うネジバカ状態となり、ビスの頭の溝がなくなってしまいそれ以上締めることも抜くことも難しくなってしまいます。双方のサイズ確認をして締めましょう。釘は曲がらないよう出来るだけ釘の真上から叩くように心がけましょう。

その他塗料、測定道具等

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塗装オイル(オリオU)
銘木倶楽部では環境や人体に優しい「オリオU」をつかっています。木肌をそのまま活かしたオイルフィニッシュ用ウレタンオイルです。ポリウレタン樹脂塗料と同じ塗膜成分が木に浸透して汚れや水滴をガードします。

下:鋼尺 左:スコヤ 中:ノギス 右:罫引き
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鋼尺、スコヤ、ノギス、罫引き
正確な作業を行うためには測定用具は必需品となります。鋼尺は材のサイズを測る時に、スコヤは材の直角が出てるかどうかを確認したり、仕口の罫描きに使います。ノギスは材の厚みや穴の深さを確認するために、罫引きはおもに材料の表面に必要な距離の平行線を引くのに使います。

以上特に使う木工用道具の簡単な紹介をしました。
  みなさんそれぞれ制作するものが違うと思いますのですべてを買い揃える必要はありません。

自分の表現にあったものを選んでお使いください。
  次回以降は実際にものを制作しますので、作業時の詳細なコツをお伝えします。

 

次回の週末Wood Worker読本その3は「ぺんたてを作る」です。お楽しみに!!

バックナンバー その1「木を選ぶ」

 
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